「ソイルセラミックス」は、焼かずに固める製法でつくられたタイルです。原料は採石廃土に藁すさ・珪砂などで、焼かないことで、「土」の柔らかい質感、素朴な風合いを再現します。製造時のエネルギーの消費量がセメントの約1/2、二酸化炭素(CO2)の排出量がセメントの約1/4と少なく、省エネや環境負荷の抑制に寄与します。製品を細かく砕けば原料として再利用できるリサイクル商品であることから、エコマークなどの認定を受けています。大針ビレッジの玄関にはすべて「ソイルセラミックス」を利用しました。
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三州瓦:「三河粘土」と呼ばれる良質な土を原料にした540年以上の歴史を持つ瓦。
大針ビレッジでは、特注のパールホワイト和瓦を使用しています。熱や光を反射させるため、その表面温度は普通の和瓦に比べ、平均5℃、最高で9℃も低いことがテストで判明しました。よって厳しい名古屋の夏の間も屋根裏の温度上昇を低く抑えることができます。
また、瓦には、寒い冬の夜などに逆に屋内の熱を外に逃がしにくいという性質もあるため、一年中快適に過ごすことができます。
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