■北海道など一部地域を除いて、日本の気候は「高温多湿な夏」と「低温乾燥な冬」に特徴づけられます。私たちが暮らす日本の気候風土は、今も昔もそう変わりません。また、国土のおよそ70%を森林が占めることから、木や土、紙や石などさまざまな自然素材に恵まれてきました。地域の気候風土の下で、地域の自然素材を巧みに利用し、少しでも快適に暮らす工夫から生まれた「日本の住まい」とそこに根付いた「文化」こそ、私たちの家づくりの基本です。
■その基本の上に立って、社会や技術の変化を闇雲に否定することなく、採り入れるべきは採り入れ、継承すべきは継承することが、現代の「日本の住まいづくり」だと、私たちは考えます。
■土壁や無垢の木など自然素材を多用した自然素材住宅は、何より「くつろぎ」を与えてくれます。理屈ではなく、そこに身を置きさえすれば、そのことが実感されるのです。
また、化学物質をふんだんに含む人口素材を極力排除することによって、「健康的で安心な暮らし」をもたらしてくれます。さらに、自然素材住宅は、将来にわたって「環境負荷」が小さく済むのです。子供たちに「負の遺産」を残すのではなく、「良好な環境と美しい町並みを残していきたいと願っています。
■人と自然が響き合う暮らし方、できる限り機械力に頼らず、先人の知恵に学ぶ暮らし方や家づくりを、和合倶楽部は目指します。
■和合倶楽部は、本棟、A棟そしてB棟の3棟で構成されています。いずれの建物も、あくまで「普通に暮らす家」を基本コンセプトとしています。イメージを優先し、訪れる人の夢を意図的に膨らませる大手ハウスメーカーの住宅展示場とは、まったく趣を異にしています。
■A棟、B棟は、あなたが望むなら、そのまま手に入れることができる自然素材住宅ですし、事務所機能、展示機能、さらに喫茶機能を持つ本棟でさえ、「普通に暮らす家」の基本をしっかりと守って建てられています。
■本棟に入館される時も、「普通に暮らす家」を訪問される時と同じように、下足を脱いでお上がりいただきます。無垢の木のかぐわしい香りが漂う中、足裏を通して伝わる自然素材のここち良さを実感していただきたいのです。
■和合倶楽部では、本格木造軸組み工法による構造体の確かさや自然素材のやさしく豊かな表情を実感していただくだけではありません。それぞれの建物の中には、これまで試され、すでに確認されたいくつもの「ここち良い暮らしのための知恵や工夫」があちこちにあります。家を「スケルトン(基本構造体)」と「インフィル(後付け機能設備)」に分け、ほど良い空間にすっきり暮らす工夫や暖を楽しむ知恵まで、さまざまな暮らし方を提案しています。「スケルトン」や「インフィル」が何故そうした設計となっているのか、また素材はどんな考え方から選ばれているのか、そこには明確な理由があるのです。例えば、「
白い瓦屋根」は高温多湿な日本の夏を、できる限りエアコンに頼らず涼しく過ごす工夫のひとつです。
■和合倶楽部は、暮らし方から考える家づくりに役立つ情報収集のほか、ライフスタイル・アドバイザーや一級建築士による相談の場も提供します。あなたが、家づくりを真剣にご検討なさっているなら、是非和合倶楽部をお訪ねください。
■お茶を楽しみながらゆっくりとくつろぐ「薪ストーブを囲む空間」、「囲炉裏のある部屋」、「掘りごたつでぬくもる部屋」など、趣を異にしたいくつもの空間があります。気の合うお仲間と楽しんでください。
■展示場では、自然素材住宅にふさわしい「家具」や「後付け機能設備」の実物を確認することができます。また、あなたの「自然素材生活」を応援するさまざまな品物が展示販売されます。
■名古屋市と豊田市を結ぶ幹線道路国道153号線に面しています。
■名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースに隣接し、濁池の西隣です。
■目印は、「越屋根」のある「
白い瓦屋根」の建物です。名古屋方面からは、右手に美しい建物がはっきりと見てとれます。そのまま直進し、次の信号「南が丘」でUターンして、側道に入ります。豊田市方面からは、側道の植栽に隠れて建物を見ることが難しいので、「南が丘」信号を越えたら、最初の側道に入ってください。
■電車利用の時は、地下鉄鶴舞線「赤池」で下車、名鉄バス「豊田市行き」を利用、およそ10分で「名古屋ゴルフ場前」に着きます。信号を渡り、豊田市方向に徒歩約7分です。