渡り廊下完成 2017.11

前回はC棟の完成報告でした。今回はC棟へのアプローチのご紹介です。

和合の庭に設置されている「木道」をC棟への「渡り廊下」として利用することになりました。
本棟から雨の日でも濡れずに移動できるよう、木道に「屋根」を取り付けることにします。

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▲木道に屋根をつけて「渡り廊下」に

作業は「和合PIT」のメンバーで行うこととなりました。10月の晴天の日曜日。作業の様子を写真でご報告します。

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▲落ちないようにネ・・脚立の足を支える係
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▲黙々と作業中
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▲こんな感じに仕上がりました

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▲雨が降っても濡れずに移動できるかな

C棟完成報告  2017.5

前回はC棟工事の進捗状況をお知らせしましたが、今回は完成報告となります。

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▲3月末完成間近のようすです
4月完成後、真っ先に1階ガレージに入居者(クラシックカー)が入りました

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5月現在の様子です

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庭の木道から吊り橋を渡って入ります。
2階は奥が木工作業場「和合PIT」手前は多目的空間です。

和合PITは現在2名の新しいメンバーが加わり、作業所としての運営準備の真っ最中です。
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▲新メンバーの方の作品:木のおもちゃ

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▲和合PIT

PITでは部屋の中央に設置する作業台製作途中です。手前の多目的空間は現在運用企画中です。

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▲多目的空間

たとえば
「あったらいいなコーナー」として、部屋の一区画(1モジュール)を区切り、“書斎コーナー”として、“木製イス+書棚+机”のセットを製作+展示。

その他ミニキッチンを備え付けたエリアは“小さなカフェ”に見立てたコーナーとして利用する。
現在本館で運営中の各種教室も、こちらを会場として使うことも想定しています。

その他、手工芸品・個人の趣味での製作品を“見せたい&売りたい”方の出店コーナーとして利用も考えています。
1人でお店を出すには抵抗があるしお客さんがきてくれるか心配、少しのスペースだけ利用したい、期間限定でいいなどのニーズに対応します。

多目的スペースを数人で区切って利用していただくことを考えています。今後の運営は順次この和合だよりでお知らせしますのでお楽しみに!

2017.05

C棟建設経過報告 2017.2

和合だより1・2月号は、C棟の進捗状況の続報をお届けします。

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▲2017年 年明け

1月下旬の現地の様子です。
年明け時点では鉄骨のみの状態でしたが、約1カ月でご覧のような様子になりました。

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2月に入るとこのような状態です

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今回のC棟は、自然素材生活社がてがけてきたこれまでの建物とは、少し異なる造りを採用しました。ひとつめは「屋根勾配」

和合の建物、大針ビレッジの屋根勾配は6/10
これは、屋根裏部屋の室内高さが大きく取れる構造ですが、反面傾斜がきつく屋根工事が大変になります。

自然素材生活社が手掛けた各個人邸の屋根勾配は5.5/10を採用しています。
調和値として6から5.5に変更し、バランスが取れた美しいフォルムが実現しました。

今回のC棟の屋根勾配は4.5/10。かなりゆるやかな傾斜です。これにより、屋根コスト(瓦を含む)を圧縮しました。
また、2階に屋根裏部を作らないため、屋根高さを極力低く見せたいとの意図を反映させたものです。

次に「混構造」
和合(本棟、A棟)、大針は、鉄筋コンクリート+木造という造りです。

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▲和合 A棟

C棟は、鉄骨+木造構造で、今までよりも建設費用が少なくなります。

3番目は「外壁仕様」
今迄は木造部には、小舞荒壁付きの上にしっくい塗り、珪藻土塗り、内部は真壁造り、外部は大壁造りの付柱化粧仕上げ(しっくい)という壁でしたが、C棟は、鉄骨部にガルバニューム鋼板(トタン)の無塗装仕上げ、2階木造部には炭化コルク断熱材50mmに木摺うち、ラスボードに漆喰仕上げとして従来の湿式工法から乾式工法にして工期と費用を抑えました。

木部の着色は
大針・・・アンティークブルー、
和合・・・ラーチ(茶色)、
上山・・・シルバーポプラ(グレー)
の事例の中からシルバーポプラ(グレイ)を選びました。

白の瓦とよくマッチする色です。

いづれにしても「純和風」住宅から現代風(朝日氏の定義上)に見えるカラーリングにしたとのことですが、結果はどうなるのか楽しみですね。来月末には完成予定です。

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C棟進捗報告 2016.12

和合だより11・12月号は、8月号でお知らせしましたC棟建設状況の続報をお届けします。

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12月上旬の現地の様子です。

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地盤造成工事の真っ最中です。

このあたりは昔は田んぼだったようで、地盤が軟弱な為補強工事が必要となり手間がかかっています。

建物は幅約10M、奥行5.5Mの2階屋で、延床面積は35坪。

一般住宅の中でも今や小ぶりな大きさの建物となりますが、「小さな納屋」という建物の規模にしては相当違った工事になりました。

年内には鉄骨の立ち上げ迄を予定しており、完成は来年3月です。
完成次第、現在運営中の「南山PIT」が移転して、「和合PIT」となります。
あと4か月ほどですが、2か月間の冬休みを除くと、あと正味2か月の利用でお引越しです。

C棟完成を待って、自然素材生活館は「住宅展示場」の機能を縮小して「楽しく過ごす基地」へとシフトしていきます。

2016.12

南山PIT 2016.10

和合だより9・10合併号は、南山PITのご紹介です。

南山PITは、

「自然素材住宅の内装を施主が自ら行う為の木工作業所」
として自然素材生活社が場所と道具を提供し、現在6名のメンバーで活動しています。

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木工材料は自身で調達して製作します。場所が日進市の南山地区にあるのでこの名称をつけました。
住宅密集地ではないので、器具の音が多少大きくても近所迷惑にはならない環境です。

定期活動は月2回、それ以外でもメンバーは自由にPITを使うことができます。
PIT内には住宅建築時の端材・残材が置いてあるので、これも自由に使えます。
▼こんな工具を使います
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―10月、晴天の日曜の様子―

今日は「額縁」を作っているAさん。ご夫婦ともに絵を描くのが趣味で、作品を入れる枠を作っているとのこと。

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Aさんはメンバー内でもPIT利用率が高く、これまでたくさんの作品を作ってきました。

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▲ゲストルームのサイドテーブル(Aさん作)

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▲洗面所の棚にぴったり収まる引出し(Aさん作)

木材は自宅建設時の端材などを利用しているため、木の種類や色が構造材と同じで、寸法は自分で採寸して作る為、既製品では味わえない「ぴったりフィット感」満点の作品です。
Mさんはここでお子さんのおもちゃ、収納棚とリビングの腰掛を作りました。

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Aさん、Mさんとも「暮らし拝見」コーナーでインタビューさせていただいていますのでこちらもご覧ください。

さて、この南山PITですが、先回お知らせした、自然素材生活館に新たに登場するC棟に移転する予定です。

C棟はインフィル(土壁、腰壁など)をメンバーで自作します。
自宅のリフォーム・リノベーションを自身でやりたいとお考えの方には参考になる建物となります。

朝日のぼるのブログで登場した、「部屋の隅を有効に使うテレビ台」も朝日さん
自身がここで作ったものですよ!

C棟の施工進捗は、この和合だよりでお伝えする予定です。

2016.10.18

C棟新設予定  2016.8

和合だより8月号は、自然素材生活館に新たに登場する予定のC棟のご紹介です。

和合には現在、本棟(事務所・茶楽・ギャラリー)と住宅展示場A棟・B棟の3つの建物があります。
C棟は敷地南部の駐車場エリアに建設する予定の建物です。

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▲C棟 立面図

C棟の機能

1)木工作業場:現在の南山PITの機能を移設
「DO IT YOURSELF」で、自宅の内装(インフィル)を自作する作業場

2)現在、本棟2階喫茶「茶楽」で展示販売中の手工芸品をイベント形式で販売する会場

3)その他多目的空間

1階は納屋(ガレージ)、2階が木工PITとなります。総床面積36坪。年内着工、来春オープンの予定です。
建設の途中経過もこの和合だよりでお届けします。

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▲C棟2階 平面図

自然素材に囲まれたやすらぎの空間を提唱し、そのここちよさを体験できる場として自然素材生活館を運営していますが、実際に住んでみるという選択肢もご用意しています。

豊田市(豊田元町ビレッジ)と名古屋市名東区(大針ビレッジ)の賃貸住宅です。

どちらのビレッジも内装は集成材を排し、無垢の木(国産木材)や珪藻土、和紙など自然素材を多用しました。
自然素材に囲まれたインテリアは、そこに身を置きさえすれば、実感できる「くつろぎ」を与えてくれます。
化学物質を浮遊させる人工素材を極力排除することによって「健康で安心な暮らし」をご提供します。
薪ストーブ、大型屋外デッキ、掘りごたつなどを備えたお部屋もご用意しています。
入居案内は随時承りますのでお気軽にお問い合わせください。

小鳥の救世主現る!

愛知郡東郷町和合の自然素材生活館では毎年困っていたことがありました。

本棟には、地下と2階の茶楽に薪ストーブが設置していますが、シーズンオフの時期に煙突に小鳥が入ってくるのです。
煙突に入った小鳥は自力で外に出ることができずにストーブの中に落ち、扉が閉まっていて人が気づかない時は外に出られず死んでしまいます。

毎年薪ストーブの時期前、掃除をすると出てくる小さな骸を見て朝日さんはどうにかできないかと思っていました。

そんな話をしたところ、スタッフのOさんがこんな装置を作ってくれました。
題して「小鳥救命カゴ」Оさん作

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小鳥は2日間水が飲めないと死んでしまうので、毎日2日分のエサと水を中に入れておきます。
ストーブのサイド扉をあけてこのカゴを置き、煙突から落ちて来たらこのカゴを外に出して離してやります。

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▲取り付け方法

写真では少し見にくいですが、実際にスズメがカゴに入った時の様子です。

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アイデアが豊富でとても器用なスタッフのOさん、自宅のウッドデッキには集まってくる小鳥達用の「休憩所」を置きました。今日もスズメがきています。写真をよく見ると「順番待ち」しています。
「行列のできるお休み処―小鳥専用―」
といったところでしょうか。

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前回は、野菜畑からキュウリが鳥に盗られる話題でしたが、赤く色づいたトマトはどうやら小鳥がつつきにきているようです。

写真にはつつかれて地面に落ちた実がたくさん写っています。
畑には食べごろのナスやピーマンもありますが、こちらは見向きもされないところを見ると熟したトマトの甘くておいしい部分だけを食べているようです。

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和合周辺はゴルフ場があり緑が多い環境です。
自然素材生活館の庭には水飲み場があり、イイギリなども生えており畑にも食料が豊富なため野鳥の憩いの場となっています。

畑担当のSさんにとっては大事な野菜を盗られるのは迷惑なことですが、庭の景観を損ねず野鳥とも仲良くやっていきたいと朝日さんは思っています。

2016.07.05

2016.06月 お庭のようす

今月から「和合だより」を発行します。
愛知郡東郷町和合の自然素材生活館からの「旬」な話題をお届けする予定です。
今月の話題は自然素材生活館のお庭です。
昨年作った畑と花壇のようすです。

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花壇はご覧のとおり色とりどりのお花が満開です。
パンジーはそろそろ最後の開花となるかもしれませんね。
鉢植えのクワの木には紫に熟した実が沢山なっています。
クワの実(マルベリー)はそのまま食べてもジャムにしてもおいしいですね。

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野菜畑の方は、ナス・トマト・キュウリなどの夏野菜が育ってきています。

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先日の話。

そろそろ収穫できそうなキュウリがあり見に行ったところ、なんと無くなっているでは!
「誰か採った?」とスタッフ内で聞いても、誰も採っていないらしい

さて?野菜ドロボーでも入ったか?

野菜畑担当のSさんいわく

「犯人はカラスだ!」

キュウリ程の大きさの“実”を持って行ける力があるのはカラスくらいだろうとの見方です。

ここで疑問が生まれる
  ―カラスはキュウリを食べるのか?―

目撃者がいないため犯人は未だわからず。

カラスだとしたら他の野菜も危ないので、Sさんは「“防鳥ネット”が必要だ!」と叫んでおられますが、
朝日さんは「庭の景観を損ねる」と反対の様子。

これから収穫時期を迎える夏野菜、せっかく育てたのにカラスに獲られてしまっては苦労が水の泡。
無事口にするためには「持って行かれる前に採る!」構えが必要ですね。
これから数か月はカラスとにらめっこが続きそうです。

2016.06.7